【金鯱賞】エアウィンザー武豊が自信の言葉「大阪杯に乗れず残念」

2019年03月07日 21時31分

ドバイ遠征時の武豊騎手(左)と角居調教師(撮影=平松さとし)

【平松さとしの重賞サロン】2009年のドバイ。ドバイデューティフリー(現在のドバイターフ)に挑戦したウオッカは武豊騎手とのコンビで前哨戦のジュベルハッタにも出走。私もそれに合わせひと足早く現地入りした。

 本番まではまだ1か月近くあったことで日本からの報道陣はほぼ皆無。現地では角居勝彦調教師と武豊騎手に時間を取っていただきゆっくりと取材させてもらうというぜいたくな時間を過ごした。そんな中でよく覚えているのは武豊騎手が携帯電話のカメラでウオッカの写真を撮っていたこと。自らが撮影したダービー馬の顔写真をみて「あんなに強いのにかわいい」と言っていたのは忘れられない。

 ドバイでは結果が出なかったが帰国後にはヴィクトリアマイル、安田記念とGIを連勝。安田記念は終始前が詰まる不利をはねのけての勝利。「さすがユタカ!!」という声もあったが、天才騎手はむしろ眉間にシワを寄せて「恥ずかしい競馬でした。もっと楽に勝たせてあげないといけません」と語ったものだ。

 武豊騎手と角居調教師のコンビが今週の金鯱賞に(日曜=10日、中京芝2000メートル=1着馬に3・31大阪杯優先出走権)エアウィンザーで挑む。同馬のデビューから4戦、共同通信杯6着まで騎乗していた武豊騎手だが「ここ一連の競馬を見ていると当時とはまるで馬が違う。楽しみです」と語る。「ドバイ遠征があるので大阪杯に乗れないのが残念」と続いた言葉に期待の大きさがうかがえた。