中山記念エポカドーロ&阪急杯ミスターメロディ 結果次第で海外挑戦も

2019年02月21日 21時31分

藤原英調教師(左)と戸崎圭(撮影=平松さとし)

【平松さとしの重賞サロン】昨年の香港カップにステファノスを遠征させた藤原英昭調教師。同馬が香港に行くのは実に5回目だったが、藤原英師は他にもダービー馬エイシンフラッシュで挑んだり、2014年にはアルキメデス、ストレイトガール、フィエロの3頭を一気に送り込んだこともあった。

 他にもドバイやシンガポールなどへの遠征経験もあるが、そのたびに現地で筆者らマスコミ関係者を招いて決起集会を開いてくれる。

 それは単なる前夜祭や飲み会といった類いではない。こちらからは、ライバルになる出走各馬の情報を提供するのが暗黙の了解になっている。海外だと、ジョッキーからこのような作戦会議に駆り出されることはたびたびあるが、調教師になると珍しい。そのたびにリーディングトレーナーの勝利に対する探究心、貪欲さを感じさせられる。

 残念なことに、これだけ海外に管理馬を送り込み、研究して挑みながら、まだ先頭でゴールを切った馬はいない。しかし、努力なくして成功はない。栄冠は、もうそこまで近づいていると信じ、今後もできる限りの協力をさせていただこうと思っている。

 そんな藤原英師は今週末、東西の重賞に管理馬を送り込む。中山記念(日曜=24日、中山芝内1800メートル=1着馬に3・31大阪杯優先出走権)のエポカドーロ、阪急杯(日曜=24日、阪神芝内1400メートル=1着馬に3・24高松宮記念優先出走権)のミスターメロディは、ともに有力馬の一頭だ。好結果を出して、いずれ海外挑戦することを期待したい。