【東海S】インティ野中調教師「体質も強くなって完成の域に近づいている」

2019年01月18日 21時01分

5連勝を手で表し、野中調教師をフィーチャーする稲富

【東海S(日曜=20日、中京ダート1800メートル=1着馬に2・17フェブラリーS優先出走権)稲富菜穂のだいじょばない】どうも、稲富菜穂です。3日間競馬、皆さまはどんな競馬ライフになりましたか? 稲富はボロボロすぎて…。いやいや、毎週競馬はやってきてくれるので、どこかで取り返せばいいんです(白目)。今週から3場開催となって、新聞とにらめっこするのも忙しくなりそうだけど、頑張っていきまっしょい!

 そんな中から今週は中京で行われる東海Sに注目。まずはスマハマを管理する高橋亮先生を直撃ですっ。8か月ぶりの実戦。仕上がりはいかがですか?

「前走(青竜S=2着)後にヒザの骨折が判明して長期休養を余儀なくされたんですが、牧場でもしっかりケアしてもらって、帰厩してからも順調そのもの。馬の気持ちを乗せるためにゲートから出したりと、実戦形式の調教を積んできました。その動きを見て、これなら“出走できるな”と」

 おぉっ! そういった調教の仕方もあるんですね! 仕上がりはバッチリということですなっ。

「しっかり調教を積んで仕上がりはいいんですが、いきなりの重賞なので、そんなに甘くはないとも思っています。ただ、東京で何度も走っているので左回り自体は特に心配ないですし、1800メートルの距離にも勝ち鞍がありますからね。一緒に走ってきた馬たちが結果を出しているので、この馬もどれだけ成長しているか、楽しみです。“明け4歳馬は強い”と言われているし、その中に入れるよう頑張ります!」

 こちらもワクワクしちゃいますっ! ただし、勢いがあるのは明け4歳馬だけではありません。ひとつ上の世代には目下5連勝中のインティがいるではありませんかっ。それにしても、なんて強いんだっ! 野中先生にさっそくアタックです。

「前走(観月橋S)後は早くからここを目標に決めたうえで放牧でリフレッシュ。レースまで余裕のある日程で入厩させて、順調にこれたと思います。最終追い切りは坂路で(4ハロン)52秒前後、最後の1ハロンは12秒台半ばってイメージしてたら、51・9―12・3秒ですからね。予定通り、しっかり負荷をかけられました。少しずつですが、体質も強くなって完成の域に近づいているのかな。ただ、今回はメンバーも一気に強くなりますし、ここが試金石になると思います」

 か、完成すれば、どこまで強くなるのか…。恐ろしい子(白目)と思いながら聞き入ってしまいました。ちなみに今現在の課題は何ですか?

「500万とはいえ、(中京で)勝ってくれているように、左回りもこなしていますけどね。今の段階では左回りより右回りの方が得意なのかなと。基礎体力があるのと、ある程度前へ行って、速い上がりでまとめられるスピードの持続力がこの馬の強みなんですが、まだモマれたりしたことのない子なので、もっと上へ行くには、そのあたりも経験していかないと。とにかく器用な子ではないので、スムーズな競馬を、と思っています」

 一歩ずつ上へ向かっていくさまがカッコ良すぎます。私も先週の競馬を引きずらずに頑張るぞ!

☆いなとみ・なほ=1990年12月16日生まれ。関西在住のタレントとして幅広く活躍し、現在はKBS京都の「競馬展望プラス」、ABC「おはよう朝日です」に出演中。彼女が取材した馬が激走することが多いことから、一部のトレセン関係者から「競馬界の女神」と呼ばれている。