【阪神JF】クロノジェネシス斉藤崇調教師「体つきも気持ちもゆとりが出てきた」

2018年12月07日 21時01分

斉藤崇調教師(右)を応援する稲富

【阪神ジュベナイルフィリーズ(日曜=9日、阪神芝外1600メートル)稲富菜穂のだいじょばない】どうも、稲富菜穂です。先週、園田競馬場でダートランをしてきたら見事なまでに体がバキバキ。そんな私とは対照的に、2歳馬たちときたら調教でも楽しそうに走っているんですよね。なんか秘訣を聞いておけば良かった(聞いても体がついてこない件)。え、そんなことよりちゃんと阪神JFの取材はしたのかって? その成果を見せてやろうじゃありませんか。

 というわけで、まずは2戦2勝で挑むクロノジェネシスに注目です。無敗でGI挑戦かぁ。まさに夢の幕開けですね、斉藤崇先生っ。

「デビュー前の追い切りから動きが良くて、すごくいいキャンターをする馬だな、と。その通りに走ってくれて、GIに注目を集める存在として出走できるのは本当にうれしいですね」

 新馬戦、アイビーSとも、上がり最速の末脚を見せていますっ!?

「まあ、前半がすごいスローで流れたので、上がりが速くなるのは当然と言えば当然なんですけどね。突き放していく脚とかは本当にすごかったので、内容的にも手応えは感じています。先週追い切ってからは体つきも、馬の気持ちの面でも、少しゆとりが出てきたなという感じ。順調にきていますね」

 お話ぶりからも充実っぷりがヒシヒシ伝わりますなぁ。ではポイントとなる部分はズバリどこでしょうか?

「スローペースのよーいどんっ!しか経験していないので、マイルで速い流れになった時に、どう対応できるかがカギになってくると思うんですけど。こればかりはやってみないとわからないし、なんとか対応してくれたら、と思っています。阪神の外回りは直線が長いですし、坂を気にする馬ではないので、そのあたりは心配ないかな。他にも強い馬がたくさんいますが、ジェネシスも一回も負けてないわけですし、一生懸命いつも走ってくれるので、なんとか勝たせてあげたいですね」

 これは応援せずにはいられまへんっ。よしっ、あとは穴馬探しじゃ。ということで、3戦2勝と立派な成績の割に、印が薄いプールヴィルの庄野先生にアタックですっ。

「デビュー2戦はゲートのタイミングがイマイチで、スムーズな競馬ができていなかったんですが…。前回(りんどう賞1着)はゲートをうまく出れて、道中の折り合いも良かったですし、すごくセンスのいい走りをしてくれたなと思います」

 ふむふむ。中間の調整は順調ですか?

「数字にはそう表れていませんが、少し休みを入れたことによって体もふっくらして、いい状態で帰ってきました。カイバもよく食べてくれるので毛ヅヤもいいですね。調教ではオンとオフがしっかり切り替えられる馬で、小さい子ではあるんですが、それを感じさせない大きな動きもできます」

 なんて賢いの~っ。小さい時からオンオフしっかり切り替えられちゃったら、もう天才やんっ。

「この時期の2歳の女の子なのでね。まだまだこちらから求めるものはありますが、とにかく一生懸命走ってくれます。先々も期待している馬なので、まだまだ成長してさらに上昇してくれれば。先週のゲート練習には秋山騎手に乗ってもらって感触をつかんでもらいました。“すごく乗りやすい馬ですね”と。レースを楽しみにしてますよ」

 初コンビとなる秋山騎手との相性も良さそうでワクワクやわぁっ。とにかく2頭とも期待しかありまへんっ。若い女の子たちが頑張るんやから、私も負けずに頑張るぞーっ!

☆いなとみ・なほ=1990年12月16日生まれ。関西在住のタレントとして幅広く活躍し、現在はKBS京都の「競馬展望プラス」、ABC「おはよう朝日です」に出演中。彼女が取材した馬が激走することが多いことから、一部のトレセン関係者から「競馬界の女神」と呼ばれている。