香港マイル&阪神JFで“友道祭り”だ!

2018年12月06日 21時30分

ダービー馬となったワグネリアン=福永コンビが表彰式へ向かう途中のショット。帯同する友道調教師は感無量の表情だ(撮影=平松さとし)

【平松さとしの重賞サロン】今年の日本ダービー。勝利したワグネリアンの手綱を取った福永祐一騎手を迎える友道康夫調教師の目にはキラリと光るモノがあった。

 昨年の7月に福永騎手を背に新馬勝ちしたワグネリアン。着差以上に強い勝ちっぷりに、友道師は金子真人オーナー(名義は金子真人ホールディングス)とすぐに協議。ダービーを勝たせるために、逆算して出走予定のレースを決めていったという。

 デビューから3連勝後、3歳初戦の弥生賞こそ2着だったが、続く皐月賞では初めて掲示板を外す7着と大きく敗れてしまった。

 それでも指揮官は簡単に鞍上を替えるようなことはしなかった。一貫して福永騎手を乗せ続けた。

 このコンビでのGIというと一昨年、秋華賞を制したヴィブロスがいたが、同馬がドバイターフを制した際は、様々な事情もあってモレイラ騎手に乗り替わりとなっていた。友道師の心の片隅に「福永騎手で」という気持ちがその後は常にあったのかもしれない。ダービー直後に涙ぐみながら「祐一で勝てて良かった」と言った姿にそんな胸中が感じられた。

 今週末は香港マイル(日曜=9日、シャティン競馬場芝1600メートル)にヴィブロスが、阪神ジュベナイルフィリーズ(日曜=9日、阪神芝外1600メートル)にはビーチサンバ、レッドアネモス、サヴォワールエメがエントリー。特にビーチサンバは福永騎手が騎乗予定だ。国内外で好結果が出るよう、応援したい。