【チャンピオンズC】ルヴァンスレーヴ萩原調教師といえば平成競馬史に残るダービー巻き返しV

2018年11月29日 21時32分

現役時代のロジユニヴァースと萩原調教師

【平松さとしの重賞サロン】2009年の皐月賞、1番人気に推されたのはロジユニヴァース。ここまで前走の弥生賞を含め4戦4勝。重賞3連勝中で単勝は実に1・7倍の圧倒的1番人気だった。

 しかし、思わぬ結果が待っていた。勝ったアンライバルドから離されること1秒9。14着に大敗を喫してしまうのだ。

 同馬を管理した萩原清調教師は当時「トモを中心に全身に疲れが出て…」と敗因を口にした。

 ダービーまでは中5週。この間に陣営は立て直しを図る。1週前追い切りには主戦の横山典弘騎手を乗せたが、最終追い切りでは他の騎手を指名。萩原師は「まだ万全ではないからマイナスイメージを持ってもらいたくなかった」と主戦を乗せなかった理由を語った。

 直前の2日間は連日、角馬場でみっちり乗り込んだ。体をほぐしつつ、上(乗り手)とのコミュニケーションを親密にするのが目的だった。

 結果、皐月賞時に前走比10キロ減だった体はプラス16キロを記録。「心拍数もいい数値に戻った」(萩原師)。こうしてロジユニヴァースは見事にダービーを優勝したのだった。

 そんな萩原師が今週のチャンピオンズC(日曜=12月2日、中京ダート1800メートル)にルヴァンスレーヴを出走させる。こちらは現在3連勝中。一頓挫から巻き返したロジユニヴァースを思えば、順調に臨めるはず。期待したい。