【チャンピオンズC・血統調査】ルヴァンスレーヴ 名門牝系から久々の大物

2018年11月29日 21時34分

ルヴァンスレーヴ

【チャンピオンズカップ(日曜=12月2日、中京ダート1800メートル)血統調査】初の古馬との戦いとなった南部杯では、昨年のダート王ゴールドドリームを撃破し、3歳馬として初の覇者となったルヴァンスレーヴ。ここまで7戦6勝、2着1回とまだまだ底を見せておらず、ここで一気に頂点を狙う。

 母マエストラーレは未勝利を脱するのに8戦を要したが、江戸川特別などダートで4勝を挙げた。初子は不出走に終わり、ルヴァンスレーヴは2番子となる。

 1972年に社台グループに輸入されたファンシミンを祖とする一族からは本馬の4代母であるダイナフェアリー(オールカマーなど重賞5勝)を筆頭に、ダイナマイン(新潟記念など重賞2勝)、ダイナシュート(七夕賞など重賞3勝)、ローゼンカバリー(目黒記念などGⅡ・4勝)、サマーサスピション(青葉賞)などコンスタントに活躍馬が登場した。ただ、中山大障害(春・秋)を制したブロードマインドはいるものの、平地のGIにはあと一歩届かなかった。

 それが2005年にアドマイヤマックスが高松宮記念で一族初のGI制覇を達成すると、翌月にはラインクラフトが桜花賞でシーザリオを頭差退け、NHKマイルCも連勝。翌年はソングオブウインドが菊花賞優勝とそれまでのうっぷんを一気に晴らすような爆発ぶりを見せた。

 その後は香港カップ2着のトウケイヘイローが出たものの、ルヴァンスレーヴは久々にファンシミン系から出現した大物となる。父シンボリクリスエスにとっても、初年度産駒のサクセスブロッケン(フェブラリーS)以来の中央ダートGI制覇の期待がかかる。