【天皇賞・秋:後記】2着サングレーザー 初コンビのモレイラ「馬に感謝」

2018年10月29日 21時32分

初コンビを組んだサングレーザーに感謝した鞍上のモレイラ

 28日の第158回天皇賞・秋(東京芝2000メートル)で4番人気のサングレーザーは同期のダービー馬レイデオロには及ばなかった。前走の札幌記念では一昨年のダービー馬であるマカヒキを撃破。2000メートルもあっさりクリアして、勇躍GIのこの舞台に駒を進めたが、レイデオロを捕らえることはできず、0秒2差で涙をのんだ。

「一生懸命走ってくれた。道中はスムーズに進められたし、手応えも良かった。残り200メートルの地点では“もしかしたら”と思ったが、最後は勝った馬が強かったよ。この馬自身は距離も東京コースも問題なかった。馬に感謝したい」と初めてコンビを組んだモレイラ。

 レイデオロの直後のポジションにつけて虎視眈々と逆転を狙ったが、先に抜け出した勝ち馬との差はなかなか詰まらない。名手のステッキに応えて上がり最速33秒4の脚を繰り出しても馬体を並べることはできなかった。

 これでGIはマイルCS・3着、安田記念5着、天皇賞・秋2着。今回はマジックマンをしても悲願のGI制覇はお預けになってしまった。

 しかし、悲観する内容ではないのは誰もが認めるところ。同馬を管理する浅見調教師も「直線はいい脚を使ってくれた。勝った馬が速かった」とサバサバしたもの。次走は明言しなかったが、選択肢が広がったのは間違いない。可能性に満ちた4歳馬がビッグタイトルを手にする日は遠くないはずだ。