【天皇賞・秋】重賞騎乗機会4連勝中!乗れば勝つ男ルメールを直撃

2018年10月26日 21時00分

意見交換を行うルメール(左)と藤沢和調教師

【天皇賞・秋(日曜=28日、東京芝2000メートル)今、最強の騎手ルメールを直撃】「現役最強馬は?」。この答えに詰まることはあっても、「今、最強の騎手は?」なら、答えは簡単。ディアドラ(府中牝馬S)→アーモンドアイ(秋華賞)→ロジクライ(富士S)→フィエールマン(菊花賞)と目下、重賞騎乗機会4連勝中の“乗れば勝つ男”クリストフ・ルメール(39)をおいて他にいない。今週の布陣も強烈(スワンS=モズアスコット、天皇賞・秋=レイデオロ)。果たして昨年のダービー馬は現役最強の座をつかめるのか!? ルメールの野望に迫った――。

 ――最終追い切り(24日)の感触は

 ルメール:馬は最初からリラックスできていたし、柔らかく走って、手前もスムーズに替わった。すごくいい追い切りでした。

 ――1週前追い切り(17日)ではヒヤッとするシーンも…

 ルメール:美浦のウッドチップは3、4コーナーがすごく深い。直線の前のワンポイントが栗東より深いので、そこで滑ったのでしょう。なので最終追い切りはバランスにも注意しました。何も問題はありません。

 ――不安のない状態

 ルメール:オールカマーの前はちょっと重かった。今回の彼の体はちょうどいいと思います。追い切りの後もすごくいい感じでしたからね。

 ――オールカマーVを振り返って

 ルメール:3、4角での反応が少し遅かったけど、ラスト200メートルはすごくいい脚を使いました。パワーアップしたと思います。

 ――府中の2000メートルについては

 ルメール:ぴったりの距離。直線が長くて、彼にはとてもいいと思います。いつも直線に入ってからエンジンがかかるまで少し時間がかかります。でもラスト200メートルはすごく切れ味がある。スタミナもあるので、府中の2000メートルはちょうどいいですね。

 ――府中といえば、昨年のダービーの“神騎乗”が印象深い

 ルメール:ヘヘヘ。あれはみんなビックリしていたね。GIはみんな緊張してキープ、キープという意識になる。その中で僕はペース(スロー)をみて、思い切ってポジションを上げていきました。

 ――今回のレースプランは

 ルメール:まだプランはありません。普段レイデオロのスタートはそんなに速くないですから、スタートやペースによります。もちろん、人気の馬をマークしたい。今回のメンバーは強いから、みんなチャンスがあります。

 ――中でもライバルは

 ルメール:スワーヴリチャードも2000メートルはいいと思います。マカヒキも札幌記念(2着)はとても良かったし、最近はパワーアップした感じですね。

 ――天皇賞とはどんなレースか

 ルメール:日本だけの特別なレース。「天皇」という言葉がついているのは他の国にはない。僕も特別な気持ちになります。

 ――3週連続GI制覇の期待がかかる

 ルメール:競馬でたくさん勝って自信が上がっています。すごくリラックスして騎乗することができてますね。馬をよく観察して、スタートの前にイメージを考えます。スムーズなレースをするように。もちろん、馬の能力が大事です。毎レース人気の馬に乗りますから、ミスはしたくないですし、ミスをしなければ勝つことができます。

 ――年末へ向けての目標は

 ルメール:2つの目標がありました。1つは牝馬3冠。これはアーモンドアイで達成できました。もう1つはユタカさんの記録です。

 ――年間最多勝ち星「212」ですね

 ルメール:去年は1個だけミスしてしまった(199勝)。だから今年は絶対に200勝してリーディングを取りたい。ちょっと計算したのですが…毎週4勝すれば200勝にいくんです。もし5勝ずつすればユタカさんのレコード212勝を抜ける。「まずは200、できれば212」をモチベーションに、毎週が挑戦になりますね。