【天皇賞・秋】キセキ「精神面から立て直せた前走での収穫は大きい」

2018年10月24日 21時33分

キセキの完全復活がもう間近に迫っている

【天皇賞・秋(日曜=28日、東京芝2000メートル)聞かせて!核心】昨秋の菊花賞制覇後は本来の走りが見られなかったキセキが、今秋初戦の毎日王冠では好位2番手から見せ場十分の競馬で小差3着に好走した。復調ムード漂うクラシックホースが狙うのは2つ目のGIタイトル。完全復活へ向けての手応えを担当の清山宏明助手に聞いた。

 ――前走の毎日王冠を振り返って

 清山:思っていた以上の競馬をしてくれた。乗り難しい面をレースでも見せていたから、中間はできるだけ乗りやすくなるよう心がけて調整していたんだ。スタートから出して行っても好位で我慢が利いていたし、最後まで止まることなく伸びていた。まだ体が立派な中で、鞍上が強気に勝ちに行く競馬をしてくれたことは次につながると思う。

 ――その後の調整は

 清山:前走後に初めて馬場入りした時点で、動きや雰囲気が良くなっていることを感じることができたからね。その後はこれまでの約束事であるオンとオフの切り替えがきちんとできるように調整。テンションを上げ過ぎないように気をつけて、このままいい感じでレースに向かいたい。

 ――菊花賞後は結果の出ない時期もあった

 清山:今、思えば香港(ヴァーズ=9着)の時は菊花賞の不良馬場を走り切った影響で馬に苦しい部分もあったんだと思う。今年前半の2走(日経賞9着→宝塚記念8着)は馬が競馬を嫌がるところもあり、チグハグなレースになった。それだけに精神面から立て直せた前走での収穫は大きかったように思う。

 ――最後にレースの見通しを

 清山:GIでさらにメンバーは強くなるけど、ジョッキー(川田)も2000メートルなら、もうひとつためを利かせられると考えてくれるだろうし、それに応える走りができるように調教している。楽しみを持って、GIへ向かえることは何よりだね。