グレイル野中調教師が競馬界の女神の直撃に「状態はデビュー以来一番」

2018年10月19日 21時00分

野中調教師(左)と稲富の並びに、首を伸ばして顔をのぞかせるサービス精神旺盛なグレイル

【菊花賞(日曜=21日、京都芝外3000メートル)稲富菜穂のだいじょばない】どうも、いまもなお牝馬3冠を達成したアーモンドアイの走りに興奮しっぱなしの稲富菜穂です。今週は牡馬最後の1冠・菊花賞。またまた熱いレースになりそうですなぁ。興奮しすぎて熱出さないようにしよっと。

 というわけで取材も熱くなりすぎず、冷静に見極めないと(無理だけど…)。まずは神戸新聞杯2着のエタリオウについて友道先生にうかがいやしたっ! あの後ろからビューンッと伸びてくる姿がたまりませんっ。

「ダービー(4着)の時から後方からのスタイルに。当時、ボウマン騎手が“あまり集中力が続かない馬なので、最後の脚にかける競馬が合ってるんじゃないか”と言ってましたから。いい脚で伸びてきた前走を見て、改めてこのスタイルが合っていると思いましたね」

 距離3000メートルについては?

「血統的にも体形的にも長距離は問題ないと思います。それに集中力があまり続かないというのは、あまり真面目に走らないというか、息が抜けるってこと。その分、距離は持つと思いますよ。前に行きたい馬が何頭かいるみたいなので、ある程度のペースで流れてくれれば、この馬の末脚が生きてくるはず」

 ほほぅ。前走は14キロ増での出走でした。成長したなぁと感じる部分は?

「胴が伸びて、ひと回りくらい大きくなったような感じ。より長距離の体形になってきたね。春はまだ幼い面があったんですけど、ひと夏越して心身ともにしっかり成長したと思いますよ」

 これはマークを外せそうにありませぬなぁ。お次は神戸新聞杯4着のエポカドーロを管理する藤原英先生です。巻き返しに向け、どのように調整されてきましたか?

「2400メートルのダービー(2着)に臨む時はいろいろな工夫や課題を持って仕上げましたが、今回は3000メートル。馬の能力だけを信じて、いつも通りにつくってきました。適性自体がどこにあるのか、古馬になってからどこで勝負していくのか、我々もまだつかみきれていない部分はあります。そういう意味で3000メートルをあまり意識せずに、つくっています」

 先を見据えて…ですね!

「皐月賞は本当に取りたかったレースですし、ターゲットにして、きっちり取れたのは厩舎にとっても、馬にとっても本当に良かった。今回の菊花賞は流れ的に取らなくてはいけないというよりも、馬の能力を信じながら、どういう答えを出してくれるのかっていうレースになりますね。もちろん、人気になるので抜かりなく、しっかり調整はしていますよ。馬の気持ちに寄り添った今回は神戸新聞杯とはまた違った気持ちで挑めそうです」

 す、すてきィィ! 毎度思うんですが、馬になったら(なるんかい)藤原英厩舎に所属したい! こちらもマークは外せそうにありませんが、気になっている馬がもう一頭。グレイルのセントライト記念(3着)の末脚もすごかったんですよね! 野中先生っ。

「前走はなんとか間に合ったかなという感じだったので、レース後の反動を心配していたんですけど、さらに数段良くなっている感じですね。不安が大きかったなかで、ああいった競馬をしてくれて、馬の底力を見せてもらった思いです」

 心配ばかりかけるけど、いい息子みたいな。

「この馬に関しては次に向けてどうケアをしていくか、心配なことが本当に多いんです。まあ、あれだけの脚を使うので、その分、反動もある。ただ、この中間に限ってはそういった問題がなくて…。おそらくデビュー以来、一番いい状態で出せると思います」

 わおっ。ちなみに東スポWeb動画でも取材させていただいたので、続きはぜひWebでっ☆

 今年は週末の天気も良さそうやから、気持ちは晴れ晴れ! あとは馬券も当たれば…なぁ。

☆いなとみ・なほ=1990年12月16日生まれ。関西在住のタレントとして幅広く活躍し、現在はKBS京都の「競馬展望プラス」、ABC「おはよう朝日です」に出演中。彼女が取材した馬が激走することが多いことから、一部のトレセン関係者から「競馬界の女神」と呼ばれている。