【菊花賞】エタリオウとユーキャンスマイル2頭出し友道厩舎 ドバイターフVに見た強さ

2018年10月18日 21時30分

強敵相手に17年ドバイターフを優勝したヴィブロス(ゼッケン9、撮影=平松さとし)

【平松さとしの重賞サロン】2017年にドバイターフを制したのが日本馬ヴィブロスだった。

 日本でも馬券が発売されたので覚えておられる方も多いと思うが、改めてこのレースを振り返ると、すごいメンバーだったことが分かる。

 1番人気となったのはザラック。無敗で凱旋門賞を制したザルカヴァの子で、フランスダービー2着の実績があった。リブチェスターは好メンバー揃いのジャックルマロワ賞を優勝していた。

 他にもこのリブチェスターに先着したことのあるエシェム、英インターナショナルSで不利を受けながらもポストポンドとの差を詰めたムタケイエフ、前哨戦を勝利し、後に愛チャンピオンSを制すデコレーテッドナイトも出ていた。

 当時ヴィブロスは強敵相手に序盤は後方の厳しい位置にいたが、友道康夫調教師は「“じっくり行って”と指示していたから心配はしていませんでした」と、どっしり構えていた。

 結果、直線は豪快に伸びて快勝するのだが、これだけの相手に勝てた大きな要因は陣営が選んだ臨戦過程だと思う。前年に秋華賞を勝ったが、その後はすっぱりと休ませて、ドバイ遠征前は一度叩いただけ。走る馬を大事に使う。できそうでできない芸当だ。

 その友道師が菊花賞(日曜=21日、京都芝外3000メートル)にエタリオウとユーキャンスマイルで挑戦する。注目したい。