【スプリンターズS外国馬診断】香港馬ラッキーバブルズ 実績十分も全盛期の力は…

2018年09月27日 22時02分

【スプリンターズS(日曜=30日、中山芝外1200メートル)“海外通”秋山響氏の外国馬診断】香港からラッキーバブルズ(セン7・父シーブリング)が参戦する。

 実績は十分すぎるほどだ。

 2016/17年シーズンには後のGI香港スプリント勝ち馬ミスタースタニングの追い上げを退けたGIチェアマンズスプリントプライズ(芝1200メートル)や、GI高松宮記念の覇者エアロヴェロシティを3着に下したGIIプレミアボウル(芝1200メートル)に優勝。香港スプリントでも道中スムーズさを欠きながら鋭く追い込んでエアロヴェロシティから短頭差の2着。間違いなく香港短距離界で一、二を争う実力馬だった。

 しかし、17/18年シーズンは不振。初戦のプレミアボウルこそ2着といい走りを見せたが、結局シーズン末の前走6月24日のGIIIプレミアC3着まで7戦未勝利で終えた。このうち、9着だったGIIジョッキークラブスプリントは道中何度も行き場を失う場面があってのものだし、GIセンテナリースプリントCの最下位も初ブリンカーが裏目に出たものとして度外視できるが、他のレースは力の陰りが見えたかなという印象だ。

 確かに、前走のプレミアC・3着は1、2着馬よりもそれぞれ16ポンド(約7・3キロ)、9ポンド(約4キロ)重い斤量を背負ってのものだから、勝ちに等しい走りではあったのだが、これは1400メートルのレースでもあり、復活なったかどうかは半信半疑。全盛期の力があれば、迷いなく◎を打つ馬だが、今回は△評価にとどめる。