【スプリンターズS・血統調査】ムーンクエイク 母はどんな種牡馬との配合でも結果出すリッチダンサー

2018年09月27日 22時01分

洗い場で手入れを受けるムーンクエイク

【スプリンターズS(日曜=30日、中山芝外1200メートル)血統調査】アドマイヤムーン産駒の現5歳はセイウンコウセイ、ファインニードルと2頭の高松宮記念の勝ち馬が出る豊作世代。京王杯SCをレコード勝ちしたムーンクエイクは3頭目の重賞勝ち馬となる。

 母リッチダンサー(父ホーリング)は英6戦して未勝利。英2000ギニー、愛2000ギニーともに3着のスタッブスアート、オリオンSなど平地5勝、障害3勝のホーカーテンペスト、宇治川特別など4勝を挙げ、オークス5着のフロアクラフト、フラワーC、中山牝馬S、愛知杯と3重賞を制覇してオークスで3着したバウンスシャッセを送り出し、繁殖として成功している。

 ホークウイング、フジキセキ、ゼンノロブロイ、そしてアドマイヤムーンと、どんな種牡馬を配合しても結果を出しているのが素晴らしい。現2歳のディープインパクト産駒コントラチェックも、札幌の未勝利戦(芝1800メートル)で2着に7馬身もの差をつけ、悠々と逃げ切り勝ちを収めている。

 もう1頭の重賞勝ち馬バウンスシャッセは5代前までにクロスのないアウトブリーダー馬だったが、ムーンクエイクは名マイラー・クリスと英最優秀2歳牡馬ダイイシスの全兄弟クロス4×3のインブリードが発生しており、スピードが強化されている。

 それまでのマイルから京王杯SC(芝1400メートル)、キーンランドC(芝1200メートル)と距離を詰めてきたムーンクエイク。そのキーンランドCでは出遅れて9着に敗れたとはいえ、最速の上がりをマークして1秒差なら悲観する内容ではない。ペース慣れした今回は上積みが十分見込める。