【セントライト記念】狙うべきは“ミルコ騎乗の夏の上がり馬”ブレステイキング

2018年09月11日 21時31分

春のプリンシパルSで勝ったコズミックフォース(右)を追い詰めたブレステイキング。能力は世代トップ級だ

【セントライト記念】(月曜=17日、中山芝外2200メートル=3着までに10・21菊花賞優先出走権)dоdо馬券】3日間競馬の最終日、月曜の中山メインは菊花賞トライアル、第72回GIIセントライト記念。毎年のように馬券ファンを悩ますのが“春の実績馬”と“夏の上がり馬”の優劣だが、馬券ゲットが至上命令のdоdо馬券が出した答えは後者。中でも名手を配してきたブレステイキングに注目した。

 今年の日本ダービーはオークスの時計を0秒2上回っただけ。オークス馬アーモンドアイの強さがあまりにも際立っていたせいもあるが、牡馬戦線は例年よりも低調との見方が妥当だろう。それもひとえに、牡馬一流馬の多くが“おくて”だから? そんな推測が湧き起こってくるひとつの理由が、昨年のダービー馬の全弟レイエンダの存在に他ならない。

 昨夏のデビュー戦で圧勝を飾ったが、その後に骨折が判明。3歳春を棒に振ってしまったが、復帰後の2戦がこれまた圧勝。この馬が無事だったら牡馬2冠の結果も大きく変わっていただろう。

 当然、今回は圧倒的人気に支持されるのは間違いないが、レイエンダ同様、“遅れてきた大器”のフシがあるのが、ブレステイキングだ。

 かたや藤沢和厩舎のエース格としたら、こちらは堀厩舎のエース格。昨年のPОGでは人気を分け合った両雄だが、配当面を考慮すれば、狙うべき馬はブレスのほうだ。

「春は体質が弱くて満足な状態で送り出せなかったが、ひと夏越してカイ食いが良くなり、体もひと回り大きくなってきた。もともと素質は高く評価してきた一頭なので飛躍の秋にしたい」と森助手は同馬の成長ぶりに目を細める。

 まだきゃしゃな馬体のつくりだった上、オープン・プリンシパルSで4角12番手から上がり最速で2着まで押し上げた内容はまさに負けて強し。勝ったコズミックフォースがダービーで3着した経緯を踏まえると、同馬のポテンシャルは紛れもなく3歳世代トップクラスだ。勝利請負人たるM・デムーロが前走に引き続き手綱を取る点がその証し。春の勢力図を一気に塗り替えるトライアルとなりそうだ。