【新潟記念】ブラストワンピース八木大介助手 秋の目標・菊花賞を勝ち母の墓前に報告を

2018年08月30日 21時33分

2戦目のゆりかもめ賞優勝時のブラストワンピースと八木助手(右、撮影=平松さとし)

【平松さとしの重賞サロン】大竹正博厩舎で働く八木大介持ち乗り調教助手は1984年3月生まれで現在34歳。ゲームで競馬を知った彼は高校卒業後、牧場などを経て競馬学校に入学。2012年に美浦トレセンに来ると、以来、大竹厩舎一筋で現在に至っている。

 13年、母親が他界した直後、担当することになったショウナンワダチが新馬戦から連勝。GI朝日杯FSやGI・NHKマイルCに駒を進めた。

「ショウナンワダチは母と同じ2月1日が誕生日だったこともあり、思い入れの強い馬になりました」

 しかし、晩年の同馬は勝てずじまい。すると、八木助手自身も勝てなくなったという。その間、実に4年。しかし17年秋にショウナンワダチが引退すると、そのわずか2週間後に担当馬がデビュー戦を快勝した。以降、3連勝で重賞を制し、ダービーでは2番人気(5着)に推されるまでになった。その馬が新潟記念(日曜=9月2日、新潟芝外2000メートル)に出走するブラストワンピースだ。

 秋には菊花賞を目指すという同馬は今週末の新潟記念で戦列に復帰する。八木助手は言う。

「今年の菊花賞は10月21日です。その2日後が母の命日なので、墓前にいい報告をしたいです」

 そのためにはまず今週末、好結果を出したいところである。