【豪GIウィンクスS】名牝ウィンクスついに新記録26連勝 7歳でも衰えなしを示す驚異的な上がり2ハロン

2018年08月23日 21時32分

ボウマン騎乗のウィンクス(右)は26連勝を達成した(ロイター)

【TPC秋山響の海外競馬解析】オーストラリアの名牝ウィンクス(牝7=父ストリートクライ)が連勝記録を伸ばした。18日、今年GIに昇格するとともに、これまでのウォリックSから自身の名前に変更となったGIウィンクスS(ロイヤルランドウィック競馬場、芝1400メートル)を後方から鮮やかに突き抜け2馬身差をつけて完勝した。

 これで2015年5月のGIIIサンシャインコーストギニーから26連勝(全て重賞)としてオセアニアの連勝記録を樹立。くしくもこの日は前記録保持馬ブラックキャヴィア(06年生まれ)の誕生日だった。

 今回のウィンクスは4月14日のGIクイーンエリザベスS以来の休み明け。しかも守備範囲ではあるが決してベストとはいえない1400メートル戦への出走。鞍上のH・ボウマンも最終コーナーでは「少しマズイことになった」と感じたそうだが、直線を向いてからの脚はケタ違い。並走していたマイルのGIランドウィックギニーの勝ち馬ケメンタリをあっさりと突き放すと、先行勢も一気にのみ込んだ。

 ウィンクスの上がり600メートルは32秒33で、これはもちろん出走メンバー中最速。特に目を引くのは直線を向いてからの部分で、ラスト400メートル→200メートルは10秒48、200メートル→ゴールは10秒79と2区間連続で10秒台を叩き出した。

 7歳を迎え、常識的には衰えが気になる年ではあると思うが、今回のレースを見る限りではまだまだ心配する必要はなさそう。最大目標とする史上初のGIコックスプレート(10月27日=芝2040メートル)4連覇に向けて、視界は良好だ。