【仏GI・ジャックルマロワ賞】楽しみは女傑アルファセントーリの強さを見ることかも

2018年08月09日 21時31分

本命馬アルファセントーリと主戦・オドノヒュー騎手(撮影=平松さとし)

【平松さとしの重賞サロン】アイルランドのトップジョッキーの一人にコルム・オドノヒュー騎手がいる。

 何がきっかけかは覚えていないが、私は彼とちょくちょく連絡を取っている。短期免許での来日経験もある彼だが、日本で会った記憶はないためアイルランドか英国か、はたまたフランスあたりで言葉を交わしたのが最初だったのだろう。

 ある時は突然の連絡で次のようなことを言われたものだ。

「ユタカはアイルランドで乗る気はないのか? もしあるならエイダンに乗せてくれるように進言するよ」

 ユタカとは言わずと知れた武豊騎手。エイダンはもちろんエイダン・オブライエン調教師のことだ。実現すれば日本の競馬ファンにはうれしいニュースとなる。

 そんなオドノヒュー騎手に先日、アイルランドへ行った際、ジェシカ・ハリントン厩舎に招待してもらった。カラ競馬場近くの街キルディアから車を飛ばすこと約30分。周回1400メートルのプライベート馬場や放牧地を有す厩舎を見学させていただけたのだ。

 この有能な女性調教師の下からGI馬アルファセントーリが世に送り出された。鞍上オドノヒュー騎手で今週末にはジャックルマロワ賞(日本時間12日午後11時20分発走予定=JRA発売あり、仏・ドーヴィル競馬場=芝直線1600メートル)に出走。GI・4連勝を目指す。

 日本馬ジェニアル回避の今、楽しみなのはこの馬の強さを見ることかも、と思っている。