【関屋記念・東西記者徹底討論】恵量51キロのプリモシーンか中京記念3着リライアブルエースか

2018年08月08日 21時36分

斤量51キロのプリモシーン

【関屋記念(日曜=12日、新潟芝外1600メートル)東西記者徹底討論】GIII関屋記念はサマーマイルシリーズに組み込まれて以降、シリーズ初戦の中京記念組が圧倒的に優勢。「両刀」山口がその中京記念出走最先着馬を素直にトップ指名してきたのに対して、「馼王」西谷は恵量51キロで出走できる3歳牝馬に目を付けた。果たして重視すべきは臨戦過程か、斤量か…。

 

 山口心平(東スポ)::まずは関屋記念から始めてくれや。

 西谷哲生(大スポ):新潟外回り=長い直線ってイメージとは裏腹に、意外と先行馬が勝っているんですよね。

 山口:今年も前に行ける馬狙いということか?

 西谷:そう思っていたんですが、あまりに魅力的な差し馬がいるもんで…。今回はデータ軽視で◎プリモシーンです。

 山口:春はGIでもったいない競馬が続いたもんな。

 西谷 そうなんですよ。桜花賞(10着)も出遅れるわ、不利があるわで力を出し切れてませんが、NHKマイルC(5着)なんか、同じような感じで0秒2差ですから。スムーズなら勝ってたんじゃないか、と。実質GI勝ち負けレベルの馬が51キロでの出走なら、古馬相手でも十分やれます。

 山口:確かに3歳マイル路線ではトップクラスの存在だろうが…。世代間の比較が未知数なだけに本命までは打てないな。

 西谷:先輩はリライアブルエース◎ですか。

 山口:前走の中京記念(3着)でも本命を打ったんだが、荒れ馬場が合わなかったのか、いつも以上に行きっぷりが良くなかった。

 西谷:久々のマイルで折り合いがどうかと思っていたけど、むしろ促すくらいでしたもんね。

 山口:それに直線の伸びもジワジワという感じ。長くいい脚は使えていたから新潟外回りも合うはず。道中の流れが落ち着けば、今回はもう少し余裕を持って追走できるだろ。

 西谷:前に壁をつくって運べば、しまいもはじけそうですね。

 山口:で、相手筆頭はワントゥワン。これも中京記念(5着)で、脚は見せていたからな。

 西谷:少し狭くなるシーンもありましたよね。

 山口:それでも勝ったグレーターロンドンと並ぶ最速上がりをマーク。平坦なら、もっと切れるんじゃないか。

 西谷:中京記念組からはウインガニオンも大いに見直したいですね。さすがにペースが厳しかったのもあるし、パドックではいくらか体に余裕があるようにも見えました。なんといっても昨年は中京記念を勝って、このレースでも2着に好走した馬ですから。

 山口:去年はマルターズアポジーがつくった流れにうまく乗った感もあるし、今年の方が後方組に切れ者が多いからな。あくまで押さえまでかな。

 西谷:連勝中のエイシンティンクルは展開も含め、カギになる存在になりそうですね。控える形で新しい面を見せた前走(豊明S)は評価できますが、重馬場が味方した感もあり…。

 山口:そこだよな。これまでの自身最速上がりは34秒0。新潟でも勝っているとはいえ、極端な上がり勝負では厳しい。よほどうまく乗らないと…。

 西谷:あとは格上挑戦で人気皆無なら、高いレベルで決め手、自在性を兼ね備えているチャンピオンルパンを押さえておきたいですね。

 山口:オレは久々にマイルに戻ってきたロードクエストを穴馬として強調しておくよ。

 西谷:札幌のエルムS(日曜=12日、札幌ダート1700メートル)はどうでしょう?

 山口:ノーブルサターンが面白いんじゃないか。地道に力をつけて、競馬に幅が出てきた。これくらいのメンバーならやれてもおかしくないぞ。

 西谷:ボクはドリームキラリに注目してます。前走のプロキオンS(6着)は勝ち馬が強過ぎただけで、逃げられなかった割には粘れていた。ハナさえ切れれば、昨年(3着)以上もありますよ。