【小倉記念】池添はサンマルティンを重賞初Vに導けるか

2018年08月02日 21時36分

都大路Sを快勝したサンマルティン=池添コンビ

【平松さとしの重賞サロン】ステイゴールド産駒で気性的に難しい面があったドリームジャーニー。蛯名正義騎手や武豊騎手といったトップジョッキーをしても折り合い面など苦労する馬だった。

 2008年の安田記念に出走した際、武豊騎手に先約があったため、乗り替わりに。その際、管理する池江泰寿調教師は池添謙一騎手に白羽の矢を立てた。理由を当時、次のように語っていた。

「謙一はスイープトウショウやデュランダルといった難しそうな馬を巧みに操ってGIを勝たせていましたから…」

 結果、安田記念こそ10着に敗れたが、続く小倉記念を快勝。以降、鞍上は替わることなく宝塚記念や有馬記念も優勝してみせた。

 ちなみに本来、安田記念はあくまでも代打騎乗。小倉記念では武豊騎手に戻る予定だったが、騎乗停止で乗れなくなったため、池添騎手とのコンビが継続された。同馬との実績が買われ、後に弟のオルフェーヴルでも主戦を務め3冠を制覇するのだから競馬は面白い。

 さて、その池添騎手が今週末の小倉記念(日曜=5日、小倉芝2000メートル)ではサンマルティンの手綱を取る。同馬も折り合いが難しい馬。しかし、テン乗りの前走(都大路S)で上手に後方から追走させると、直線のコース取りも美しく、末脚を炸裂させ突き抜けてみせた。過去にはこの時期に2年連続で落馬負傷したこともある小倉だが、久しぶりに参戦する意気込みに注目したい。