【レパードS・東西記者徹底討論】上がり馬アルクトスか千八連対率100%グレートタイムか

2018年08月01日 21時35分

連勝中のアルクトス

【レパードS(日曜=5日、新潟ダート1800メートル)東西記者徹底討論】真夏の3歳ダート決戦、GIIIレパードSのエントリーは22頭の大盛況。馬券のアプローチは実に難しい。条件戦を連勝中の上がり馬に注目した「独創」荒井と、崩れ知らずの実績馬で堅いとみる「馼王」西谷。果たして軍配はどちらに上がるのか。

 荒井敏彦(東スポ):先週の台風はおかしなルートだったな。東から西って…。

 西谷哲生(大スポ):異常気象ですよね。ボクも結構な被害を受けました。

 荒井:えっ、大丈夫か?

 西谷:もうボロボロですよ。台風を心配してるふうを装って小倉の女の子にメールしたら思いっきりシカトされました。

 荒井:バカだなぁ、下心がミエミエなんだよ。

 西谷:去年、まいた種が全部パー。ってことで小倉記念よりも、新潟のレパードSメインでいかせてもらいます。

 荒井:…。オレはアルクトス◎だ。猪苗代特別が奥を感じさせる勝ちっぷりだったし、走破タイムが翌々週の準オープン(安達太良S)を0秒2上回っているとなれば…。同世代の重賞なら何ら見劣りはしないはずだ。

 西谷:跳びが大きいので福島から新潟に替わるのはいいとは思いますけどね。前走はスローの前残りで展開が向いたのは確かだから…。

 荒井:ラスト3ハロンが加速ラップで、最後の1ハロンが12秒0だぞ。単に恵まれただけの勝利じゃないだろ。自分の形なら相当しぶといぞ。

 西谷:ちなみに2走前の500万V時計は翌週のユニコーンS換算だと10着相当です。逆転はそう簡単ではないのでは。

 荒井:昨年は圧倒的人気だったエピカリスが3着に敗れただろ。そろそろ完成度と成長曲線が交わる時期。実績より近況を重視する手もアリだと思うがな。

 西谷:とはいえ、レパードSは1番人気馬が過去に1度も3着を外していない銀行レース。普通に実績上位のグレートタイム◎でOKって気がしますけどね。特に1800メートルは〈2・3・0・0〉と連対率100%の距離ですから。

 荒井:オレもさすがに相手筆頭にはしたよ。ルメールが札幌から駆けつけるんだから、凡走はまずないだろうな。

 西谷:前走のJDダービー・3着を振り返って田代助手は「ウチのも直線で内から脚を使ってくれたけど、ほかの馬は外から伸びてきた」と。結果的にコース取りの差が出ただけで悲観する敗戦ではなかった。ルヴァンスレーヴには連敗とはいえ、着差はしっかり詰めたように一戦ごとに成長を見せています。

 荒井:抽選対象ではアドマイヤビクターに注目している。未勝利戦で高速決着に対応したかと思えば、前走の500万は手応え通りに抜群の切れ味。一戦ごとにレース内容がアップしており、まだまだ上が狙える。

 西谷:ボクも対抗評価です。妙味はグリムじゃないですか。ユニコーンS(9着)は直線で前が壁になるなど、スムーズさを欠きました。ここに出てくれば上位人気必至だったスマハマに勝っているくらいの馬ですから、スムーズなら巻き返し十分です。

 荒井:オマエは嫌だろうが、そろそろ小倉記念(日曜=8月5日、小倉芝2000メートル)の話題に移るぞ。注目はやはりトリオンフだろ。3連勝で制した小倉大賞典がとにかく強かった。勝負どころから早めに動いて、直線半ばでアッサリ抜け出す一枚上の勝ちっぷり。

 西谷:ボクもあのレースを見た時は「GIでも」と思ったものですが、その後が正直、物足りません。

 荒井:当時、須貝調教師が「天皇賞・秋を狙いたい」と言っていたことを考えれば、完全本格化手前の大阪杯(8着)はひとまず経験と割り切りたい。新潟大賞典(4着)はコース不向き、鳴尾記念(2着)はもう少し早めに押し上げていれば…。まあ、相性のいい小倉ならまず勝てるだろ。

 西谷:ボクはストロングタイタンを上に扱います。夏を得意にしている馬で、坂路での1週前追い切りではラスト2ハロン23・3―11・7秒とめったにお目にかかれない破格の時計をマークしています。間違いなく調子は上がってますよ。