【新種牡馬の正体】ダンカーク ディープ牝馬との配合で成功期待

2018年08月01日 21時33分

新種牡馬ダンカーク

【新種牡馬の正体2018:連載2】ダンカークはわずか5戦のキャリアで現役生活を終えたが、フロリダダービー、ベルモントSで2着と活躍。父としても米新種牡馬チャンピオンに輝いた。国内でもフォンタネットポーが芝、ダートで計3勝するなど、JRA出走4頭の外国産、持ち込み馬のうち、実に3頭が勝ち上がりと、すでに日本競馬への高い適性を示している。

 イーストスタッド事務局の中島氏は「勝ち上がり率が高く、堅実なイメージがありますね。父アンブライドルズソング、母父エーピーインディとなれば、将来はダートが中心になりそうなイメージもありますが、ぜひともオールラウンドの活躍を」と大きな期待を口にする。

 国内では主流となったディープインパクト肌への種付けに可能性を秘めているのが最大の魅力。父ハーツクライ、母父アンブライドルズソングのスワーヴリチャードの活躍がその証しともなろうか。

「サンデーサイレンス系の繁殖には、とても合うと思います。種牡馬として米国でも実績を残していますし、立派で見栄えする馬体が印象的。昨年、初年度産駒がデビューした同じ米国産馬ヘニーヒューズの活躍も後押しになってますね。種付けが上手で苦労しませんし、初年度から115頭と人気です」

 29日には札幌でキタイが、小倉ではオーパキャマラードが芝1200メートル未勝利戦を勝ち上がった。

「勝ち上がりまでに時間を要しましたが、芝での好走歴が目立っています。父譲りのスピードから、“芝を使ってみたい”という調教師さんが多いようですね」

 ほかにも勝ち上がりにメドを立てている馬は多く、これからエンジンが一気にかかってくることが予想される。