【ラジオNIKKEI賞・血統調査】牝系の福島コース適性が高いグレンガリー

2018年06月28日 21時35分

【ラジオNIKKEI賞(日曜=7月1日、福島芝1800メートル)血統調査】ここは福島コースとの相性の良さを買ってグレンガリーに期待したい。

 自身が福島で未勝利戦を勝ち上がっただけではなく、半兄ミトラ(父シンボリクリスエス)は6歳秋にして福島記念で念願の重賞タイトルを手にすると(他には金鯱賞勝ち)、翌年の福島記念でも2着に好走。祖母ノーザンプリンセスも重賞での最高成績は福島の七夕賞の3着だった。さらに曽祖母ウイルプリンセスの唯一の勝ち鞍も福島でのもので、牝系のコース適性は高いものがある。

 母エイグレットは16戦3勝。ミトラのほかにも赤富士Sなど5勝を挙げたモンドアルジェンテなど、デビューした産駒7頭はすべて勝ち上がっており、繁殖成績は優秀だ。

 今年の2歳にはロードカナロア産駒のバスクベレー(牡)がいる。母のいとこには日本ダービー、皐月賞、天皇賞春秋連覇のメイショウサムソンがおり、4代母エールの産駒にはクイーンSに勝ち、エリザベス女王杯で2着したアサクサスケールがいる。また5代母は牝馬ながらに有馬記念、天皇賞・秋を制した名牝ガーネットと血統的には大きいところを目指せる背景はある。

 父はハービンジャーで、ペルシアンナイト(マイルCS)に代表される母の父サンデーサイレンスとの組み合わせとなるグレンガリー。瞬発力勝負では分が悪いハービンジャー産駒の特徴からも、機動力の生きる小回りコース向きだろう。