【ラジオNIKKEI賞】キューグレーダー栗田徹調教師 義父に追いつくため、まずはJRA重賞初制覇だ

2018年06月28日 21時34分

調教師試験に合格した当時の栗田徹師

【平松さとしの重賞サロン】ご存じの方も多いと思うが、栗田徹調教師は以前は“佐藤”姓だった。

 2003年の春に美浦トレセン入りすると大学時代から懇意にしていた栗田博憲調教師の長女と結婚。次男だったこともあり、姓を栗田へと改めた。

「一時代を築いた調教師の姓を継ぐことには少なからずプレッシャーを感じました」

 責任こそ感じたものの、トレセンに入った時から調教師を目指すという心構えを持っていたこともあり“栗田”になること自体には「全く抵抗はなかった」。

 調教助手時代には義父であり、師匠でもある栗田博憲師から厳しく叱責されることもあった。しかし…。

「調教師になるための勉強になったので、ありがたく思いました」

 その結果、10年に難関を突破。1年間の技術調教師を経て開業するのが慣例だが、トレセン側の都合で合格から3か月もたたない11年3月に開業となった。

「1年後でもよかったのですが、師匠に“やるなら早い方が良いだろう”と言われ、開業に踏み切りました」

 開業時には師匠の手助けもあって管理馬を確保。現在に至っている。

 そんな栗田徹師が今週末のラジオNIKKEI賞(日曜=7月1日、福島芝1800メートル)にキューグレーダー(4戦2勝)を送り込む。GIトレーナーの義父に追いつくため、まずは初JRA重賞制覇を願いたい。