【ラジオNIKKEI賞】ロードライトのパートナー嶋田純次「今までで一番の状態」

2018年06月26日 21時30分

先行策で自在に立ち回りそうな嶋田=ロードライト

【ラジオNIKKEI賞(日曜=7月1日、福島芝1800メートル)dodo馬券】夏の福島開幕週を飾るのは3歳限定のハンデGIII・ラジオNIKKEI賞。過去10年で3連単10万円超えが5回という難解な一戦だ。そこで当欄が狙うのは、昨年のセダブリランテスに続いて“連覇”を狙う手塚厩舎のロードライト。陣営はフィエールマンとの2頭出しで人気は後者に譲るが、人馬の絆の強さでは負けていない。

「この馬とのコンビで重賞に乗れるなんて本当にうれしい。オーナー、手塚先生には感謝しかありません」

 レースへ向けての意気込みを問われると、まずは周囲に対する感謝を口にしたロードライト=嶋田純次。この言葉の意味を理解するにはデビュー勝ちした昨秋の新馬戦まで振り返る必要がある。

「昨年はなかなか勝てなくて、あの新馬戦がその年の初勝利だったんです。苦しい時に助けてくれた大切な馬。その後もコンビを組ませてもらって今度はついに重賞挑戦。当然、気合が入りますよ!」

 苦楽をともにしてきたパートナーだけに、ロードライトのことは誰よりも知っている。デビューから4戦で1→9→6→1という着順だが、結果にはすべて理由があるそうだ。

「もともと緩さがあって、スタートに課題があったんです。デビュー戦こそうまく出てくれましたが、負けた2戦はダッシュがつかず後方から。それが一番の敗因です。ただ、前回あたりから馬がしっかりして変わってきました。これなら…と思っていたら、レースでも期待通りにスタートを決めて結果は1着。ああやって前々で立ち回れればしぶといですよ」

 中間も再三、追い切りに騎乗して、状態の良さは確認済みだ。

「いいですねぇ。前回もいいと思いましたが、今回はさらに上。今までで一番の状態と言っていいでしょう。これならスタートも決まるはずですし、また前々で立ち回れると思います」

 立ちはだかるのは同じ手塚厩舎のフィエールマン。デビューから2連勝中の素質馬で、併せ馬を行った1週前追い切りでは歯が立たなかったが、嶋田は「ノーチャンスとは思っていません」と闘志を燃やす。

「確かにフィエールマンは強いけど、まだまだ粗削りな印象です。立ち回りのうまさなら、現時点ではロードライトに分があると思う。一対一ではかなわないでしょうが、多頭数で行われるのが競馬。一発狙う気持ちで頑張りますよ」

 長いトンネルを抜けて久々につかんだ重賞挑戦のチャンス。25歳の苦労人が渾身の騎乗でみちのくを沸かせるはずだ。