【安田記念】香港の実力馬ウエスタンエクスプレス 今季11戦目で余力なし?

2018年05月31日 21時31分

香港の実力馬ウエスタンエクスプレス

【安田記念(日曜=6月3日、東京芝1600メートル)TPC秋山響の海外競馬解析】今年のGI安田記念には香港からウエスタンエクスプレス(セン6=父エンコスタデラゴ)が参戦。2006年のブリッシュラック以来となる香港調教馬による勝利を狙っている。

 ウエスタンエクスプレスは母国オーストラリアで2戦2勝の後、香港で9度もリーディングに輝き、今シーズンも首位を走るJ・サイズ調教師の下に移籍した。

 香港での最初シーズンは、トップクラスでは勝てず、クラス2(香港のレースは下からクラス5~1、ほかに重賞及び準重賞と新馬戦に近いグリフィンで構成)の芝1400メートルを計3勝した程度だったが、迎えた今シーズン(香港のシーズンは9月から翌年7月まで)にブレーク。11月にクラス1の芝1400メートルを差し切ると、12月には日本から安田記念の勝ち馬サトノアラジンも参戦したGI香港マイル(芝1600メートル)で2着に入り、GIレベルの力量をアピールした。

 その後は5戦して勝ち切れてはいないが、前走のGIチャンピオンズマイル(芝1600メートル)ではコーナーで外を回りながらも直線じわじわと伸びて2着に健闘。香港内におけるレーティングではマイルを主戦場にする馬としては上から3番目の高評価を受けている。

 今回も、極端な上がり勝負にならなければ上位争いをしそう。ただ気になるのは、ここが今シーズン11戦目ということ。前走の馬体重1225ポンド(JRA発表で554キロ)は香港移籍後の最低体重だった。体重も含め、当日の気配には十分に注意を払いたい。現時点では△評価だ。