11月開催米ブリーダーズカップ初日に2歳戦全5レースを集中

2018年05月17日 21時30分

昨年デルマー競馬場で行われたBCフィリー&メアターフのゴール風景(ロイター=USA TODAY Sports)

【TPC秋山響の海外競馬解析】今年は11月2日(金曜)と3日(土曜)にケンタッキー州のチャーチルダウンズ競馬場で開催されるアメリカ競馬の祭典、ブリーダーズカップのフォーマットの変更が10日に発表された(冠表記のないレースはGI)。

 最大のポイントは初日に2歳戦の全5レースを集中させることだ。

 具体的にはダートのBCジュヴェナイル(2歳牡、セン=ダート8・5ハロン)、BCジュヴェナイルフィリーズ(2歳牝=ダート8・5ハロン)に加え、芝のBCジュヴェナイルターフ(2歳牡、セン=芝8ハロン)、BCジュヴェナイルフィリーズターフ(2歳牝=芝8ハロン)、さらに今年2月にブリーダーズカップ競走に追加することが発表されたBCジュヴェナイルターフスプリント(G外、2歳芝約5・5ハロン)をまとめて一日で行うというもの。“フューチャー・スターズ・フライデー”(将来のスターが集まる金曜日)と命名された。

 これに伴って、これまで初日に行われていた牝馬の頂上決戦であるBCディスタフ(3歳上牝=ダ9ハロン)とダート最強マイラーを決めるBCダートマイル(3歳上=ダート8ハロン)が2日目に移動。芝12ハロンのBCターフ、芝8ハロンのBCマイル、ダート6ハロンのBCスプリント、そして開催全体のクライマックスとなるダート10ハロンのBCクラシックなどと併せて、2日目は3歳・古馬のチャンピオンを決める日というコンセプトが明確になった。

 なお、昨年はデルマー競馬場のコースレイアウトの関係で芝9ハロンで行われたBCフィリー&メアターフ(3歳上牝)は、今年は芝11ハロンでの施行(2日目)。芝の中長距離馬の層が厚い日本勢にとっては追い風だろう。勝てば大きな国際的な名声を得られるレースであり、BCターフやBCマイルとともに日本馬の積極的な参戦を期待したい。