【ヴィクトリアマイル】アエロリット V条件楽々クリアで「鉄板」

2018年05月11日 21時01分

データ上の勝率が100%に近いアエロリット

【ヴィクトリアマイル(日曜=13日、東京芝1600メートル)新バージョンアップ作戦】東京GI・5連戦の第2弾は、古馬のマイル女王を決める第13回ヴィクトリアマイル。近6年中5回が馬単万馬券など、波乱の歴史に彩られた超難解レースだが、新VU作戦の明石尚典記者は「アエロリットでほぼ鉄板」と声を大にする。その自信の根拠は? とくと、お読みいただこう。

 過去10年の勝ち馬でGI連対経験がなかったのは2008年エイジアンウインズと昨年のアドマイヤリード。この両年は1分33秒台後半と、当レースにしては珍しい低速決着だった。逆に、1分31~32秒台前半の高速決着となった09~16年は、もれなくGI馬かGI連対経験のある馬が勝利を収めている。

 NHKマイルCのVタイム(1分32秒8)から測れば、今年の想定Vタイムは良馬場で1分32秒0前後。09~16年の傾向を踏襲する可能性大の高速決着なら、狙いはおのずと絞られてくる。

 ◎アエロリットの昨年V2はNHKマイルCが8ハロン=1分32秒3、クイーンSはコースレコードに並ぶ9ハロン=1分45秒7といずれも高速決着。5ハロン通過57秒9(NHKマイルC)、58秒3(クイーンS)のハイラップの中、ラスト2ハロンを合計23秒台前半にまとめて後続の追撃を完封している。

 ヴィクトリアマイルでは5ハロン通過が57秒を超えると、ラスト2ハロンラップは22秒台半ばから23秒台になりやすい。5ハロン通過55~56秒台といった常識外れのハイラップが出現しない限り、このラスト2ハロン22秒台半ばから23秒台を刻めるか否かが勝敗の行方を左右する。

 3分割で36秒2→34秒8→36秒6の中へこみラップを刻んだ中山記念が、逃げたマルターズアポジーにつかず離れずの2番手追走→クビ差2着。昨年より一段ステージを上げたという見方が可能なアエロリットなら、いとも簡単にV条件をクリアしてくれることだろう。

 軽々に使う表現でないのは百も承知だが、データ上の勝率は極めて100%に近い“鉄板”。牝馬同士の戦いなら、まず後れを取ることはないという確信を持っている。