【RIZIN】榊原実行委員長が語る「脱レジェンド」と「大物アスリート獲得」

2018年04月26日 11時00分

新たなテーマを語った榊原委員長

 目前に迫った格闘技イベント「RIZIN.10」(5月6日、マリンメッセ福岡)に向けて、榊原信行実行委員長(54)が24日、大会のテーマを本紙に明かした。20代の選手が主役となる今大会を「脱レジェンド」と位置付ける榊原氏は、2018年の展望についても言及。他の競技から大物アスリートを獲得する正念場になると分析した。

 ――今年最初の大会が迫った

 榊原氏:昨年の各トーナメントで勝った堀口恭司(27)、那須川天心(19)、浅倉カンナ(20)の3人が揃い踏みを果たします。(米国女子総合格闘技団体の)Invicta FCで王者になった浜崎朱加(36)、そして現修斗世界ライト級チャンピオンの松本光史(34)もベルトを持ってリングに上がる。一発目にふさわしい「チャンピオン・カーニバル」のようなカードを揃えることができました。

 ――一方で旧PRIDE時代、最前線にいたベテランの名前がない

 榊原氏:ここにきて新しい力が目立っていますからね。ファンのニーズというか、これからの時代を感じさせる力をファンも求めているので。

 ――脱レジェンドか

 榊原氏:そういうことになってきます。今回は若い選手が、どう今後につながる戦いをしてくれるか。今年のグランプリをどんな形でやるのか。やらないことも含めて、今回の大会の結果を受けて決めたい。

 ――大会当日にサプライズ発表は

 榊原氏:7月につながる発表が当日できるように頑張っています。

 ――以前から元横綱日馬富士(34)や元幕内大砂嵐(26)の名を挙げていた

 榊原氏:諦めずにやっていきたい。(元横綱の)朝青龍(37)も含めて連絡は取っています。相撲だけじゃない。レスリングとか、柔道とか、陸上も…。もちろんルールに抵触しない程度にですよ。

 ――東京五輪を控えているだけに他競技アスリート獲得は難しいのでは

 榊原氏:いや、年末くらいから、目をこちらに向けてくれる選手や代表から漏れる選手が出てくるでしょう。競技によってはメダルを取るより、日本代表になるほうが難しいものもあるわけですから。そういう選手がRIZINを選択肢に入れてくれるような大会にしていかないと。

 ――アスリートの興味を引く大会の話題性とブーム感が重要だと

 榊原氏:そう! そういう意味でも5月だけでなく7、8、9月の大会でどれだけ熱を生めるかが大切でしょうね。

 ――シンガポールの総合格闘技イベント「ONE Championship」が日本市場を意識した戦略に出ている

 榊原氏:脅威ではないですよ。選手が戦う場が増えるのはいいことだし、こちらとしてはウエルカム。交流できる機会もつくれればいいですね。