【RIZIN】新エース・堀口 ストイックすぎる米国の“ジムごもり”生活

2018年04月07日 11時00分

驚異の米国生活を語った堀口

 RIZINの新エース・堀口恭司(27)が、驚異の米国生活を語った。格闘技イベント「RIZIN.10」(5月6日、マリンメッセ福岡)でのイアン・マッコール(33=米国)戦を控え、“キック界の神童”那須川天心(19)とのキックボクシングルールでの対決まで視野に入れるなど、その自信に揺るぎがない。その根拠はいったい、何なのか。追求すると、異常なほどストイックな住み込み生活の実態が浮かび上がってきた。

 福岡での元UFCトップランカー対決に向けて堀口は「問題はないです」ときっぱり。那須川とのキック対決をぶちあげた理由について「MMA(総合格闘技)だと勝負にならないでしょ。立ち技ルールなら彼にも勝つチャンスがあるから、盛り上がると思って」と驚きの理由を明かした。

「RIZINをもっと有名にして盛り上げる」と常々口にしている堀口。そのために今年は可能な限り大会に出場して全勝で終えるつもりだ。不安はないのか、という問いに「ないっすね」と即答した堀口の自信を裏打ちするのがストイック過ぎる生活だ。

 現在は生活の拠点を米フロリダのアメリカン・トップ・チーム(ATT)のジムにある寮に置いている。本来、ここはATTに来た選手が一時的に滞在するための場所だが、堀口があまりにもその一室に居座り続けたためATT上層部から「もう、その部屋はキョウジが好きにしていい」と異例の住み込み許可を出されたという。

 そんなジムまで徒歩0分の環境で、月曜から金曜までは朝から晩まで練習漬け。土曜も午前中は練習で休日は日曜のみだ。本人いわく「(空手部だった)高校時代の寮生活と変わらない生活」だという。さらに自動車を持っていないため、遠出することもできず「外出は昼にブラジル料理を食べに行く時か、日曜日に仲のいい選手がいた時に買い物に一緒に行く」程度であとはもっぱらジムで時間を過ごす。

 夕飯は「切った野菜と米と焼いた魚」で自炊。趣味の釣りも最近は行く機会が減り「ジムで、ずーっと格闘技のことを考えてますよ。引きこもりっすね」と自嘲気味に話す。なお、気分転換に取りいれているテレビゲームも、ジャンルが格闘ばかりに偏り始めているという…。

 ちょっと常人には理解できないほど全てを格闘技にささげている堀口は「格闘技を辞めたら、ずーっとキャンプして釣りだけをしていたい」と目を輝かせた。そんな終わりなきストイックな住み込み生活を糧に、今年さらなる飛躍をRIZINとともに遂げるつもりだ。