RIZIN FFは14日、都内で会見を行い「RIZIN.9」(5月6日、マリンメッセ福岡)の第1弾対戦カード発表と、2018年の大会開催スケジュールを発表した。

 RIZINは5月の福岡大会からナンバーシリーズが復活。2016年の「RIZIN.1」以来となるが、榊原信行実行委員長(54)は「過去を振り返るのに、やっぱりナンバーがあった方が分かりやすいという問い合わせをファンの中からいただいて、過去に振り返ってナンバーを振ることにしました」と説明。旗揚げとなった2015年末の2大会にはナンバーを振らず、以降の大会に改めてナンバーを付けることになった。

 この日はその「RIZIN.9」で行われる5カードも発表。昨年のバンタム級トーナメントを圧倒的な強さで制した堀口恭司(27)が元UFCトップファイターのイアン・マッコール(33=米国)と対戦するほか「浅倉カンナ(20)VSメリッサ・カラジャニス(30=米国)」「マネル・ケイプ(24=アンゴラ)VS朝倉海(24)」「ジャン・ウェイリー(28=中国)VS村田夏南子(24)」が決定。キックボクシングルールで北井智大(26)が3月18日の「RISE WEST.10」で行われるトーナメントの優勝者と対戦し、さらに“キック界の神童”那須川天心(19)の参戦も発表された。

 会見にはこのうち、昨年の女子スーパーアトム級トーナメントを制した浅倉カンナや村田夏南子、朝倉海が出席。それぞれ「ここからまた新しいスタートだと思う。チャンピオンではありますが、チャレンジャーとして成長している姿を見てもらえるようにがんばりたい」(浅倉)、「去年は2回ケガをしてドン底にいたのでしっかり勝って這い上がってやろうと思います」(村田)、「一番やりたいと思っていた相手とのカードが組まれて最高の気分です。間違いなく一番面白い試合になる。失神させて黙らせてやろうと思います」(朝倉)と意気込みを語った。

 また、その後の日程も発表し7月29日に「RIZIN.10」(さいたまスーパーアリーナ)、8月12日に「RIZIN.11」(愛知県体育館)、9月30日に「RIZIN.12」(さいたまスーパーアリーナ)、12月31日の大みそかに「RIZIN.13」(さいたまスーパーアリーナ)を開催するとした。