【RIZIN】ミルコが高阪を62秒殺 引退ロード華々しくスタート

2017年12月31日 20時55分

高阪(手前)の顔面にパンチを叩き込むミルコ

「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2017」(31日、さいたまスーパーアリーナ)で、RIZIN無差別級トーナメント覇者のミルコ・クロコップ(43=クロアチア)が“世界のTK”こと高阪剛(47)を圧巻の62秒殺。2018年大みそか大会までの引退ロードを華々しくスタートさせた。

 試合開始からパンチで仕掛けてきた高阪に対し冷静に対処。パンチをかわしてバックを取ると、容赦なく顔面を殴り続けた。そのまま高阪が崩れ落ちても鉄ついを振り降ろし続け、1R1分2秒TKOで勝利した。試合後、ミルコは「十分な力を持っていることをまだまだ見せていきたい。来年大みそかを最後の試合にしたいが、それまでに少なくとも1回は試合をお見せできたら」と話した。

 16年大みそかにRIZIN無差別級トーナメントを制覇して以来、久々の戦いで圧倒的強さを見せた。だが、16年はまだまだ万全ではなかったという。ミルコに近い関係者によると「16年はヒザが万全の状態ではなく、関節がグラグラで水がたまってしまい、1年の間に4回手術をした」。

 そのため、ケガと向き合いながら調整せざるを得なかったのだ。それでトーナメントを制したのも驚きだが、17年に入ってヒザは劇的に回復。「1月に手術してから手術もしていない」(同関係者)といい、激しいトレーニングを行うことで、現在はトーナメント出場時以上の仕上がりになっているという。

 全盛期と同等といえるほどの強さをよみがえらせた状態で、引退ロードに入ったミルコ。最強のままリングを去るつもりだ。