格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2017」(29日、さいたまスーパーアリーナ)で、女子格闘技界の新星KINGレイナ(21)が、高校教師ファイターのシンディ・ダンドーワ(33=ベルギー)にプロ初黒星を喫した。

 2016年11月からここまで7戦7勝1KOと白星を重ねてきたレイナだが、この日は同じ柔道出身のダンドーワのグラウンドテクニックに苦しめられた。

 1R開始早々、投げを仕掛けたが、柔道出身のダンドーワにうまく潰されてバックを取られ、そのままグラウンドでチョークスリーパーを狙われる苦しい展開。そのまま終了直前まで防御に徹さざるを得なかった。

 2Rは打撃を中心に反撃したが、最終3Rも立て続けにタックルを決められるなどペースをつかめず、判定1―2で悔しいプロ初黒星となった。

 KINGレイナの話「悔しいんで、今すぐにでももう1回やらせろって感じですかね。敗因とかは言うほど感じなかった。(判定で)勝ったかなって思ったんで。今すぐにでもやりたいですね。明日でも明後日でもいい。誰でもいいです。しっかり(打撃は)当たっていた。思ったより足がなげーなって思いました」