「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2017」(12月29、31日=さいたまスーパーアリーナ)の会見が29日、都内で行われ、29日大会の追加カードとして“ミスター女子プロレス”神取忍(53)が“猛女”ギャビ・ガルシア(32=ブラジル)と対戦することを発表した。

 神取は昨年大みそか大会でのガルシア戦が決まっていたが、練習中の負傷であえなく欠場。代役でスパーリングパートナーの堀田祐美子(50)が出場し秒殺された。そんな2人だけに、会見では早くも危険な火花を散らした。

 ガルシアが「神取は対戦相手ですらない。楽にお金を稼がせてもらうビジネス相手だ。この試合を受けたあなたの勇気を周囲はたたえるだろうが、現実はそうではない。あなたはただ単に一方的に痛めつけられるためだけにリングに上がることになる」と言い放つと、神取は「ちょいちょいちょい! そっくりそのままお返ししますよ」。

 続けて「大体(ノーコンテストだった)ここ2試合、ルールも把握してなかったじゃん。ルール知らないで来るなって」とツッコミを入れた上で「一年間、女子格闘技は盛り上がってきましたが、その中でもアッと驚くような試合をしてギャビを必ず倒したい」と言い切った。