RIZIN FFは24日、都内のホテルで会見を行い「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND―PRIX 2017 バンタム級トーナメント 1st ROUND ―夏の陣―」(7月30日、さいたまスーパーアリーナ)の対戦カードを発表した。

 バンタム級トーナメントは1回戦が2大会に分けて行われ、7月に3試合、10月に予定されている大会でも3試合を開催。その勝者にワイルドカード2名を加え、12月29、31日のさいたまスーパーアリーナ大会で優勝者を決める。この日は7月大会の1回戦として「所英男(39)VS堀口恭司(26)」「アンソニー・バーチャック(31=米国)VS大塚隆史(30)」「石橋佳大(30)VSカリッド・タハ(24=ドイツ)」の3試合が発表された。

 UFCトップファイターだった堀口に挑む所は当初このオファーを受けるか悩んだことを明かし「最初は周りにも反対されたが榊原(信行)代表と話す中でGPから逃げないで最後の挑戦として戦おうと思った。堀口選手に勝てるのは自分しかいないと信じて戦います」と意気込んだ。

 一方、堀口は「今回はみんなが自分の首を狙ってくると思うが、ぶっちぎりで強さを見せます。所さんは尊敬しているがいつまでもPRIDEで活躍していた選手が活躍したら面白くないと思う。新しい世代の強さを見せます」とのコメントを発表した。

 またこの日はワンマッチで「那須川天心(18)VS才賀紀左衛門(28)」「山本美憂(42)VSキャシー・ロブ(26=米国)」「北岡悟VS矢地祐介(27)」「KINGレイナ(20)VSレイディー・タパ(34)」の4カードも発表された。