総合格闘技イベント「RIZIN 2017 in YOKOHAMA」(16日、横浜アリーナ)の出場全選手インタビューが14日、都内のホテルで行われ、メーンでアンソニー・バーチェック(30=米国)と対戦する川尻達也(38)が再起を誓った。

 昨年大みそかのRIZIN初登場ではクロン・グレイシー(28=ブラジル)に一本負けを喫した川尻は「負けた時はいつも悔しいけど、前回は立場だったりタイミング的にもUFCから帰って一発目でグレイシーと、さいたま(スーパーアリーナ)で戦えるっていうすべてが特別だった。その中で負けてへこんだし自己否定もした」と当時を振り返る。今回はその屈辱からの再起を目指すが「正直、近年で一番コンディションがいい。リングで、38歳の自分を信じて戦えるのかが今回のテーマです」とやる気をみなぎらせていた。

 一方のバーチェックは「100%健康だし、ベストコンディションで臨める。テークダウンしてホールドしてくるだろうが、そうはさせないよ。今まで判定負けをしたことはないし、つまらない試合にはならないと思う」と自信たっぷりに話した。