総合格闘技イベント「RIZIN 2017 in YOKOHAMA」(16日、横浜アリーナ)に出場する“キック界の神童”那須川天心(18)と浅倉カンナ(19)が10日、千葉・柏市の「パラエストラ柏」で公開練習を行った。

 2人はシャドー、ミット打ち、マススパーリングで軽快な動きを見せて順調な調整ぶりをアピール。最後は那須川と浅倉が2人でマススパーリングを行った。

 フランチェスコ・ギリオッティ(34=イタリア)と対戦する那須川は「やるべきことは全てやった。調子は最高です。あとはしっかり調整するだけ。KOを狙うのはもちろんだが、盛り上がる試合をしてインパクトを残したいです」と意気込んだ。

 一方、アレクサンドラ・トンシェバ(25=ブルガリア)と戦う浅倉も「追い込みも終わって、ばっちり仕上がりました」と笑顔。那須川から打撃の指導を受けたことを明かした上で「打撃の距離感などを教えてもらって勉強になりました。同世代として一緒に盛り上げていきたいです」と話した。