「RIZIN FF」は27日、都内のホテルで29日の「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2016 無差別級トーナメント」(さいたまスーパーアリーナ)に出場する全選手の会見を行った。

 注目が集まるミルコ・クロコップ(42=クロアチア)は「調整はできているよ。バッチリだ」と自信満々。そのミルコと2回戦でぶつかる昨年のヘビー級トーナメント覇者キング・モー(35=米国)は「ベルトが2つ欲しいんだ」と“連覇”に向け鼻息が荒い。

 モーは16日(日本時間17日)に行われたベラトールのアイルランド大会で、石井慧に判定3―0で勝利したばかり。約2週間という短い間隔での試合となるが「何回かキックはもらったが、すごい打撃は受けなかったし。普段からトレーニングを積んでいるからコンディションも問題ない」と自信をのぞかせた。

 そんなモーが「運動能力も高いし、ヒザも脅威だ」と警戒を強めた相手が、元大関のバルト(32=エストニア)だ。高阪剛(46)と対戦するバルトは「相手はベテランで何をしてくるか分からないので、考えながら試合したい」と意気込んだ。