<17日RIZIN.1>はぐれIGF軍団団長・藤田が限界説一蹴

2016年04月16日 16時00分

黒覆面のカシン(右)とともにプロハースカの鞘心を引き裂いた藤田

 はぐれIGF軍団団長・藤田和之(45)が、ささやかれる“総合格闘技限界説”を一蹴した。15日、格闘技イベント「RIZIN.1」(17日、愛知・日本ガイシホール)の出場全選手会見が名古屋市内のホテルで行われ、二回り近くもの年齢差があるイリー・プロハースカ(23)に対して激勝を宣言。下馬評を覆す勝利に向け、野獣の雄たけびをあげた。

 

 藤田はこの日の会見に「はぐれ――」の団員でもある“悪魔仮面”ケンドー・カシン(47=黒覆面バージョン)を伴って登場。「RIZIN」の会見なのに、意気込みを書くように頼まれたスケッチブックになぜか「IGF」と書き込むなど、2人で「はぐれ――」ワールドを展開した。

 

 対戦相手のプロハースカは、昨年末に行われたRIZINのワールドグランプリ1回戦で石井慧(29)を96秒でKOするなどして準優勝し「RIZIN三銃士」の1人に数えられるなど大きな期待もかけられている。一方の藤田に対する見方は“まだ戦えるのか”といった低いレベルのもの。だが、そんな下馬評について既に戦闘モードに突入している藤田は「余計なお世話だ」と切り捨て、こう続けた。

 

「試合を見て、今の藤田を感じてもらえればいい。オレがどんな試合をするのか。ここからどう続いていくのか。オレはまだまだ旬だよ。この一戦で(限界説を唱える人々の)手のひらを返させてやる」

 

 自信を裏付けるのは、もちろんずばぬけた練習だ。藤田は「できるところまでつくった。自分のできるギリギリまで。精一杯つくった。あとはリングで結果を残すのみ。自分ができる限り、最大限のところまで引き出した」と限界を超える練習への手応えを口にした。

 

 2013年の大みそかに行われた石井慧戦以来久々の総合格闘技参戦の不安についても「(プロレスとは)ルールが違うだけ。他は何も変わらない」と涼しい顔。さらに当日は心強い仲間の援護もある。この日も寄り添っていたカシンが「当日はセコンドにつきます」と断言。この申し出に藤田も「頼もしいです」とうなずいた。

 

 練習量と仲間の援護で限界説を吹き飛ばすつもりの野獣。強敵を撃破し、新たな物語をスタートさせることができるか。