新格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND―PRIX」大みそか大会(さいたまスーパーアリーナ)第3試合終了後、女子レスリング・村田夏南子(22=日本大)のプロデビューが発表された。

 リング上で高田延彦統括本部長(53)に「女子格闘技を背負う覚悟でやれんのか?」と聞かれ、村田は「やれます!」と力強く宣言した。

 アマチュアとRIZINの両立を視野に入れる村田は「RIZINのリングでレスリングの強さを証明したい。目標は吉田沙保里選手(33)とロンダ・ラウジー」と現在の最大のライバルと、UFCの女王の名を挙げた。

「このリングでメーンイベンターになりたい。『応援よろしくお願いします』とは言いません。言わなくても誰からも応援、期待される選手になりたい」と“プロ向き”な強気さを披露した。