新格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND―PRIX」(29日、さいたまスーパーアリーナ)終了後、榊原信行RIZIN実行委員長(52)が、ジェロム・レ・バンナ(42)の欠場問題についてコメントした。

 バンナ側とは契約書を交わしていたというが、今月20日すぎぐらいから、その内容について「いちゃもん」をつけられはじめたという。

 バンナの母国フランスでは「当初はエメリヤーエンコ・ヒョードルとエキシビションマッチを持ちかけられた」と報道されたが、「それは間違っている。ヒョードル戦の可能性について聞きはしたが、エキシビションというのはありえない」と否定。

 さらに「バンナと僕らは初めて契約をしたが、契約後にいろんな交渉人が登場したり、交渉が非常にトリッキー。法的措置も考えたいが、彼らともしっかり話をしたい」と厳しい表情で話した。