RIZINバンタム級王者の堀口恭司(31)が復活ののろしを上げる。

 格闘技イベント「RIZIN.38」(25日、さいたまスーパーアリーナ)の会見が6日に行われ、同大会で金太郎(29)との対戦が発表されている堀口は、拠点の米国からオンラインで出席した。

 2021年から米格闘技団体「ベラトール」に戦場を移したが、セルジオ・ぺティス、パトリック・ミックスに2連敗中。約1年9か月ぶりのRIZINマット参戦に向け「久しぶりの日本での大会で、ファンの皆さんの前で試合ができるのを楽しみにしてます。格闘技はすごいってところを見せます」と力強く誓った。

 また昨年行われたバンタム級トーナメントを制し、王座挑戦権を持つ扇久保博正とのタイトル戦は今回の試合をはさんで行われる予定。今大会にはその扇久保も参戦し韓国のキム・スーチョルと対戦する。

 扇久保は「大みそかぶりの試合。キム・スーチョル選手は対日本人の試合で7連勝をしているので、しっかり勝って日本人の強さを魅せたいと思います」としつつ「その先には堀口選手と3回目の試合で戦いたいと思います」と目を輝かせた。