爪あとを残せるか。ボクシングの元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(45=米国)との対戦が決まった朝倉未来(29)が意気込みを語った。

 未来は14日、オンラインで行われた会見にメイウェザーと共に出席した。二人は格闘技イベント「RIZIN」9月大会でのエキシビション戦で対戦するが、ルールや会場、日程の詳細は後日改めて発表されることになった。

 会見の1部はさながらメイウェザーの独演会となり、マイクが回ってこなかった未来は代わりにスマホを手に「メイウェザーマジで話なげぇ」とツイート。その後、2部で質疑に応じ「特に対策とかはせずに行こうかなって。今日、見た感覚では勝てそうな気がしている。この感覚のままいった方がいいとも思います」と相対しての感想を口にした。

 その上で「自分で言うのもなんですけど、僕は特殊なストライカーなので。いままでメイウェザーがやった相手と違うと思うので、このままやれば入るんじゃないかと思います。現役の時はすさまじい強さだと思いましたけど、最近のエキシビションで戦っている姿を見るとだいぶ落ちるなと思います」と自信をみなぎらせた。

 今後に向け「こっちも(知名度を)利用させてもらう。メイウェザーと戦ったら世界中いろんな選手が俺と戦ってくれると思う」。ビッグネームを踏み台にする戦いを見せられるか。