3年前の屈辱を晴らせるか――。格闘技イベント「RIZIN・35」(17日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)の公開計量が行われ、全選手がパスした。

 計量は同会場で開催された「RIZIN TRIGGER 3rd」内で行われ、メインでジョニー・ケース(米国)を相手に防衛戦に臨むライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザ(32=ブラジル)は70・95キロだった。

 19年10月に喫したTKO負けのリベンジもかかるが「絶対、明日、サトシがみんなを魅せたい」と意気込み。対するケースはコロナ禍の影響で19年大みそか以来約2年半ぶりの来日で「戻ってこれて最高の気分だ。最高のトレーニングキャンプをして、最高のコンディションを作って、最高のファンのために、最高のパフォーマンスをします」と力を込めた。

 また引退試合となる高阪剛は97・40キロ。元極真空手世界王者で総合格闘技戦デビューとなる上田幹雄は107・90キロで計量をパスした。大ベテランと新鋭の戦いの行方や、いかに――。