必ずや、再び王座挑戦にたどり着く。格闘技イベント「RIZIN TRIGGER 3rd」(16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)でルイス・グスタボ(25=ブラジル)と対戦する矢地祐介(31)が意気込みを語った。

 試合を前に「やっと来たなと。念願の試合。1回やられた選手と戦えるというのはうれしいです」と闘志十分。2018年8月にKO負けを喫した相手との再戦に、胸が高鳴っている様子だ。

 相手の印象については「気持ちが入っていて、どんどん前に出て来る。相手を飲み込んで自分のペースにもっていく、攻撃に特化した選手」と、前回から大きく変わっていないことを強調。その上で「俺の強さをわからせる試合にしたいです。『矢地って強いな』『世界の相手とも戦えるんだな』という試合を見せたいです。きれいに勝ちたいですね」と必勝を誓った。

 昨年大みそかにホベルト・サトシ・ソウザのライト級王座に挑戦するも2R腕ひしぎ三角固めで一本負け。タイトル戦線からは後退した形だが「今回勝って、その後3、4試合勝って、来春ぐらいにライト級王者と戦うチャンスが回ってくると良いなと。僕が決めることではないですが。(1年でサトシとの)距離感は埋められると思っています」と再浮上に意欲を示した。

 悔しさをバネにリベンジを果たし、再び王座挑戦権をゲットするまで勝ち続けるつもりだ。