格闘技イベント「RIZIN」の榊原信行CEO(58)が、〝バカサバイバー〟こと青木真也(38)に改めてラブコールを送った。

 2日、都内で「TRIGGER 2nd」(23日、静岡・エコパアリーナ)と「LANDMARK vol.2」(3月6日、会場非公開)のカード発表会見を行った榊原CEOはその後、囲み取材に応じてRIZINライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザ(32=ブラジル)の対戦相手として青木の名を挙げた。

 RIZINの公式YouTube番組「RIZIN CONFESSIONS #91」で唐突にバカサバイバーの名を出して格闘技界をざわつかせた榊原CEOは、昨年末にも交渉のテーブルに着いていたことを示唆して「そろそろ出て欲しい」と力説。青木はシンガポールの格闘技イベント「ONEチャンピオンシップ」と契約を結んでいるが「ONEを通じてというならそれもOKだし。RIZINと青木真也がもう一度絡むことで大きな化学反応があると思う」と、2015年12月29日の旗揚げ戦での桜庭和志戦以来となる参戦交渉に意欲を見せた。

 熱視線の理由は強すぎる王者サトシ・ソウザの対戦相手としてだ。榊原CEOは「サトシを止められる唯一の日本人というか。青木しかいない」。さらに「褒めてるわけじゃない。『嫌だなー』と思いながらラブコールを送ってるんです」とバカサバイバーが喜びそうな言葉を並べた。

 榊原CEOは「ラブコールを送り続けようと思います。ファンの人も背中を押して出ざるを得なくしてほしい」と続ける。ちなみに青木は公式動画でのラブコールを送られた際「僕、品性下劣なんですけど…。僕で大丈夫なんですか…?」とコメントしけむに巻いていたが…。ラブコールは届くだろうか。