格闘技イベント「RIZIN」の公式YouTube番組「RIZIN CONFESSIONS #91」が28日に公開され、昨年大みそかに激突した朝倉未来(29)と斎藤裕(34)がともに3度目の対戦に前向きな姿勢を見せた。

 両者は過去に2度対戦。初対戦となった2020年11月のRIZINフェザー級王座決定戦は斎藤が判定勝ちし、再戦となった昨年大みそかは朝倉が判定勝ちした。

 番組では大みそかの試合を見ながら両雄がポイントを振り返るとともに試合の感想をコメント。斎藤が「悔しいは悔しいですよ。そりゃ悔しいです。これで終わりじゃないから、というところです」と再起を誓えば、朝倉は「長い人生を見た時に、ちょっと人生設計をしてみようかなって。2022年は一番頑張らなきゃいけないかな。終わりが近いってことですよ。僕の。後悔がないように、今、やっておかないといけない」と、近い将来の引退をみすえ、腕をぶした。

 3度目の対戦にも言及。斎藤は「もう1回、あると思います。その方が面白くないですか? 僕は、あると思っています。そこまで勝ち続ける」とニヤリ。対する朝倉も「斎藤選手がやりたいっていって、求められたら別に全然やってもいいですよって感じです」と応じた。

 実現すれば「令和の名勝負数え歌」になりそうだ。