RIZIN FFは21日、格闘技イベント「RIZIN TRIGGER 2nd」(2月23日、静岡・エコパアリーナ)の第1弾カードを発表し、メインでクレベル・コイケ(32=ブラジル)が佐々木憂流迦(32)と対戦することが決まった。

 コイケは昨年6月の東京ドーム大会で朝倉未来に一本勝ちし、一躍フェザー級戦線の中心に躍り出た。その後にRIZIN側との契約問題がこじれて試合が組まれることはなかったが、昨年大みそか大会で和解したことが両サイドから明かされていた。

 ともに静岡在住のファイターで、佐々木は「正直、胸が躍っています。クレベルは昔から知っている仲で、家族を大切にする素晴らしい人間性も知っている。現フェザー級最強の位置にいると思うので、しっかり勝ちにいきたい」と意気込みを語った。

 一方のコイケは「彼をリスペクトしているが、試合では勝ちたい。打撃でも寝技でも、もっと強くなっているのでどっちでもできる」と自信をみなぎらせた。

 さらに2022年の展望として「ベルトを取りたい。この試合でいい試合をして、タイトマッチのチャンスを与えてくれたら必ずベルトを取ってGPも優勝したい」とし「日本代表としてベラトールとか外国人が来てもみんなと戦い、クレベル・コイケの名前を大きくしたい」と語気を強めた。

「いろんな他のイベントに行くかという話があったが行かないです。RIZINでトップ選手になり、(ホベルト)サトシ(ソウザ)選手のようにベルトを取りたい」というコイケが再びボンサイ柔術旋風を巻き起こせるか注目だ。

 この他、加藤ケンジV倉本一真、新居すぐる対山本空良が決定。TRIGGERシリーズはケージ(金網)で行われ、今大会でRIZINオリジナルのケージがお披露目される予定だ。