格闘家の朝倉未来(29)が今度は本業の方で物議を醸している。

 朝倉は実母に直撃取材した一部週刊誌に「マジで度を越えた行為をしたな」と激怒。法的措置を宣言したことで話題となっているが、今回は2日公開のサブチャンネル「ガチの朝倉未来」で格闘家として重大発表している。

 動画のタイトルは「大晦日の話」。朝倉は先月20日に配信されたABEMA「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」の最中に「左膝の半月板がズレた」ことを明かしていたが、どうも患部の状態がよろしくないという。

 朝倉は「いまでも痛くて走れない状況ですね。軽いスパーリングや上半身のトレーニングは出来るんですけど走ると痛いというぐらいのケガです」と報告。

 例年、RIZINの大みそか大会に参戦しているが「(大みそかまで)30日切った中で、まず減量が出来るのかどうかという問題があります。走れないので(体重を)落とせるかな。キャッチウエイトとかで68キロで戦っても批判が来ると思うのでそれでやるくらいなら出ない方がいいのかなと思います」と欠場を匂わせた。

 朝倉は過去に負けたクレベル・コイケ(32)やRIZINフェザー級前王者・斎藤裕(34)へのリベンジに燃えているが「ケガを負った人とトラブルで問題がある人だし、そもそも出れるかわからない。リベンジするのにこんな万全じゃない状態で出て後悔しないかどうかを凄く悩んでいます」と吐露。

 続けて「いま、大みそかに出ると完全に断言できないので。僕が出ると思ってチケットを買ってもらっている人もいると思います。出る可能性もあるし、出ない可能性もあることを伝えておかなきゃいけないと思いました」と明かした。

 朝倉の〝起用〟をめぐっては今月1日、RIZINの榊原信行CEO(58)が「格闘家でトップアスリートの朝倉未来を見せられるカードを用意するつもりです。大みそかだから『お茶の間向きの試合』もあるけど、未来に関しては格闘家としてリスペクトされる強い選手と戦わせる」と断言。

 一方でABEMA企画に関しては「あれはやっちゃダメ。プロの格闘家がやることじゃない。ただのバイオレンスですから」と苦言を呈していた。

 朝倉の大みそかは果たして――。