【RIZIN】渡慶次幸平の原点は鈴木みのるからの助言「かけられた言葉があったからこうなった」

2021年11月10日 18時38分

「鈴木軍」Tシャツを着て公開練習を行った渡慶次
「鈴木軍」Tシャツを着て公開練習を行った渡慶次

 格闘技イベント「RIZIN.32」(20日、沖縄アリーナ)に参戦する渡慶次幸平(33)が独特の存在感を発揮している。

 DEEPライト級暫定王者・大原樹里(31)との試合に向け、10日にオンラインで練習を公開。モヒカンヘアの渡慶次は〝プロレス界の王〟鈴木みのる率いる「鈴木軍」Tシャツに身を包み、ミャンマー国旗をマントのように着用して登場。ミャンマーの伝統格闘技「ラウェイ」の試合前儀式である「ラウェイダンス」を披露した。

 これだけでもインパクト十分だが、スパーリング相手を務めた「RIZIN TRIGGER」(28日、神戸ワールド記念ホール)に出場する鈴木千裕に顔を突き出し、顔面を殴らせる。しかも「もっと強く!」と厳命。鈴木は「少し出血した。フルスイングでいったら手が折れる…」と硬い顔面に驚きの表情だった。

 あえて顔を殴らせた理由について、渡慶次は「痛いのに慣れないと」と涼しい表情で説明。さらに、みのるへの思いを熱く語った。

 渡慶次が出場した2007年4月のパンクラス沖縄大会には、プロレスルールの試合にみのるも出場。試合後の打ち上げの席でみのるから「隣に座れよ」と声をかけられ「こういう場で酒を飲ませてくるけど、一切飲んじゃダメだ。長く(現役を)やれなくなる。コンディションが大事だから」とアドバイスをもらったという。

「そこからラウェイで活躍して、RIZINに出るようになった。鈴木さんにかけられた言葉があったから、こうなった」と、今でも感謝の気持ちは忘れていない。

 渡慶次は「ラウェイで『これは死ぬな』と思ったことがある。そういう戦いを経て死ぬことが身近なことになったし、遺書も書かなくなった。必死に生きる毎日の中で、11月20日が来るだけ」ときっぱり。地元・沖縄のリングで成長の証しを示す。

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